「地面の下を読む」仕事で、
人々の安全と暮らしを支える。
布施 裕規FUSE HIRONORI
2018年中途入社地質調査部 地質調査課 課長代理 日本大学 工学部 土木工学科 卒

※所属および掲載内容は取材当時のものです。
鉄道関係の仕事ができる旭調査設計を選んだ
以前、発注側として旭調査設計に業務を依頼したことがあり、そのご縁をきっかけに旭調査設計を知りました。
前職では鉄道関連の業務に携わっていたこともあり、その経験を活かせる環境を求めて、鉄道分野の案件を手がける当社を選びました。
地質調査は、毎回が新たな地形や地質との出会い

地質調査は「地面の下を読む」仕事です。
地中の状態を調べて、建物や道路、橋などの基礎となる地盤が安定しているかどうかを確認し、設計や施工の計画に活かしていく役割を担っています。そのため、人々の安全と暮らしを支えているという点で、社会への貢献度が高いところに魅力を感じています。
また、地質調査の現場では毎回異なる地形や地質に出会うため、その都度新しい発見があることも、この仕事の大きな醍醐味の一つです。
現場でしか得られない経験が、この仕事のおもしろさ
地質調査の仕事は、主に現場での作業が中心です。新潟県内をはじめ、他県で作業を行うこともあります。現場によっては、普段行くことのない山奥や、急な斜面、足場の悪い場所などで作業することもあり、大変な面もあります。
しかし、そうした環境でしか得られない経験が多く、それがこの仕事の楽しさにもつながっています。体を動かすことが好きな自分にとっては、運動不足の解消にもなり、そこも魅力のひとつです。
思わぬハプニングも、今では良い思い出に

ため池の現場で地盤を調べるため、電動の穴掘り機を使って掘削していた時のことです。重労働だったため、部員3人で交代しながら作業を進めていました。
部下が1m、上司がやっとのことで2m掘り、次はいよいよ私の番。必死に掘り進め、「あと少し!」と思ったその瞬間、地下から泥水がプシャー!っと吹き出し、頭から全身まで泥まみれになってしまいました。上司からは「運が悪いなあ(笑)」と言われ、部下は「マジっすか!?」と笑っていましたが、最後は全員で笑って終われたので、今では良い思い出になっています。
仕事へのモチベーションが保てる環境
当社は有給休暇を積極的に取得できる雰囲気があり、働きやすい環境が整っています。
個人的な考えですが、やはりプライベートが充実してこそ仕事へのモチベーションも高まると思っています。そのような点からも、自分にとってベストな職場だと感じています。
技術者として一歩ずつ着実に成長していきたい

最終的な目標は「技術士」の資格を取得することです。
その前段階として、まずは早い段階で受験できる資格に挑戦したいと考えています。具体的には、建設コンサルタントとしての専門知識や実務能力を証明できる「RCCM」や、地質調査に関する資格の取得を目指して勉強を進めていきたいです。
これらを通じて、一歩ずつ着実にステップアップしていきたいと思います。
手がけた案件
一般国道402号法面工(A523)地質調査業務委託(新潟市発注)/曰290号他 県単橋梁補修(補修)善明寺橋地質調査業務委託(新潟県発注)/川西計画道路3・4・1中央通り線 地質調査業務委託(新潟県発注)など
一日のスケジュール
- 8:30
- 現場へ移動
※作業現場が遠方の場合 - 10:00
- 作業ミーティング、現場作業開始
- 12:00
- 昼休憩(ランチミーティング)
- 13:00
- 現場作業
- 16:30
- 現場作業終了後、自宅へ直帰






