目指すは資格の最短取得。
そして新分野の設計に挑戦したい。

小柳 篤也OYANAGI ATSUYA

2017年新卒入社土木設計部土木設計課 主任 東京海洋大学 海洋科学部 海洋環境学科 卒

※所属および掲載内容は取材当時のものです。

幅広い「土木」の世界で、いろいろなことに挑戦したい

大学では物理や工学の視点から海洋環境の保全について学んでいたので、漠然と河川や港湾に関わる仕事に就けたらと考えていました。当社を知ったのは合同企業説明会です。地域に貢献する建設コンサルタントという仕事に惹かれ、ブースで話を伺う中で、広範囲の領域を含む土木なら、いろいろなことに挑戦できるのではないかと思い、志望しました。

土木工学や設計についてはゼロからのスタートでしたが、新人研修や社内の技術管理室が主宰する勉強会もあり、周囲には資格を持つその道のプロが多く、さまざまな分野について教えてもらえます。1案件を複数人のチームで受け持ち、仕事の中でも学んでいけるので、理系の基本的な知識があれば問題ないと思っています。

橋梁点検で構造を理解。知識は経験&実践の中で身に付ける

今、建設物は補修、維持管理の時代に入っています。土木設計部でも橋梁の法定点検を実施しており、私は佐渡市を担当しました。2018年の夏に数回に渡って出張し、島内の200橋梁を目視と打音で点検し、冬期間にその結果を報告書にまとめました。これは、橋梁の構造や特徴を知るのに有効でした。

河川上の橋梁の道路面と一般的な道路では、一見同じに見えても土木的には全く違うこと、橋梁の位置で劣化に大きな差が出ることなど、実体験から学ぶことができました。

橋梁点検以外には、道路の交差点、踏切、線路の下を通る下水道の設計などを経験しました。

いろいろな案件に携われるのがとにかく楽しいです。

資格を取得し、自分の世界を持つ技術者をめざしたい

技術者として仕事を任されるには資格が必須です。
ですから、今後はまず、コンクリート診断士から、建設コンサルタントとして働くのに欠かせないRCCM、そして技術士まで、最短期間での資格取得を目指します。技術者として経験を積んだのち、将来的には、大学で学んだ流体力学を活かして、河川や港湾など当社として新しい分野に挑戦し、受注できたらいいなと思っています。

目指すのは、自分の世界を持つ技術者。実は、そういう先輩が多く、話を伺っていると仕事も生き方もかっこよくて、勉強になるんです。
いつか先輩方のような技術者になり、後輩を指導するという大きな野望を抱いています。

就職する学生へのメッセージ

就職はゴールではありません。その先にどんなことをしたいのかをイメージして行動してください。仕事については知らないことの方が多いので、まず話を聞いて確かな情報を入手しましょう。私自身、就活前には建設コンサルタントは工事もすると思っていました。(実際は、工事の進捗を確認する「施工管理」のみでした。)

手がけた案件

奥只見/福島県境までの道路設計、佐渡市/橋梁点検

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